子どもメディカルラリー

子どもメディカルラリー

（上記写真は、はり姫健康講座子供向けワークショップや、他地域の子どもメディカルラリーの写真となります）

子どもメディカルラリーは、子どもたちがケガをした時や、倒れている人を発見した際に、自分たちの身を守りつつ、適切な手当てができるようになれば、との願いから企画されました。胸骨圧迫（心肺蘇生法）、AED（自動体外式除細動器）の使用、119番通報、ケガの応急手当、災害避難などを学び、子どもたちだけで考えて行動する画期的な企画です。

心肺蘇生法、ケガの応急手当、119番通報などの学習をした後、スタッフが病院内に様々な応急手当が必要な状況を作り上げます。その場所をシナリオステーション（ST）と呼びます。各STでは、傷病者役のスタッフが実際の救急現場をリアルに再現して演技を行ったり、人形を用いて状況を作り上げます。子どもたちは自分たちが学んだ応急手当の知識・技術をいかして、傷病者に対して適切で必要な処置ができるかを競技します。そのほかサービスステーション（SS）という、競技そのものを楽しんでもらう場所もあります。

それぞれの場所は競技前に配布する地図に記載しており、参加者はその地図と各STの開始時間に記載された時間割を頼りに、自らの足でたどり着き、全てのSTをクリアしなければなりません。保護者の方も、地図を頼りにチームを誘導してください。（競技には子どもたちだけで参加します）

この企画の内容を楽しみながら学んでもらい、多くの子どもたちが命の大切さ、人を思いやる気持ちを持っていただけたら幸いです。